量販店でオイルを選ぶとき何が違うんだろう、なんか0w-20とか数字書いてあるけど何だろうと思われた方いるかと思います。
この数字結構大事で実は間違えてエンジン壊れちゃったとかざらにある話なんです。
どんな意味で何を入れたらいいのか、初心者向けに話していきます。
粘度の意味
昔から一般的な粘度 10w-30 で説明していきます。
この粘度だと10wと30に分けます。最初に来る10wが低温始動時の温度、30が高温時の粘度と覚えてください
「w」はwinter 冬を意味しています。冬の10まで低温でエンジンの始動ができますよという意味です。
高温時30の粘度になるよという意味です。
0W → -30℃ 柔らかいオイル
5W → -25℃ ↓
10W → -20℃ ↓
15W → -15℃ ↓
20W → -10℃ 固いオイル
だいたいの地域は10wもあれば対応できますね。山沿いや北海道なんかは0wくらいあってもいいかもしれませんね。
高温時のオイル粘度に関しては
柔らかい
20 ↓
30 ↓
40 ↓
50 ↓
固い
ほとんどの車は20か30でこと足ります。40,50は固すぎるのでエンジン出力が最大に出せなかったり燃費が悪くなったりします。なのでその車のエンジンにあった粘度を使用することをおススメします。
自分の車のエンジンオイル粘度を知る
まず自分の車のエンジンの事がわかっていないと始まりません。なんのオイルが合うのかは調べるとすぐに出てくるかと思います。わからない場合ディーラーや量販店に問い合わせれば教えてもらえます。感覚的に2002年以前の車は10w-30 5w-30 0w-30 が一般的でした。最近は低燃費や排ガス規制の問題でオイルの粘度は下がってきています。技術が進んで柔らかいオイルでも機能が十分発揮できるようになったってことですね。最近は0w-20が一般的です。ターボ車でも0w-20対応していますので驚きです。高性能エンジン搭載車、スポーツカーのエンジンなんかは10w-40や0w-50などレンジの高いオイルがありますがそこは割愛
車は同じでもグレードによってエンジンが違う車種があります。なので「この車はこのオイル」ではなく「このエンジンはこのオイル」という認識をするようにしてください。
まとめ
いろいろ話してきましたが、各自動車メーカーは車種によりメーカー指定オイルを推奨しています。保証期間内はメーカー推奨オイルの使用を義務付けているメーカーもあります。要はメーカーが決めたオイル以外入れたら保証期間内でも保証の対象にできませんよ、ということです。
なので新車保証がついている車はディーラーでオイル交換することが無難です。
とはいえ、新車保証など保証がない車は無理にディーラーでオイルを交換する義務はありませんので量販店に見に行くのも楽しいと思います。