車のガラスコーティングを知っていますか?知ってはいるけどよくわかってない。どんなものでメリットデメリットがわからない、そもそもなにそれ?そんな方はぜひ最後まで読んでください。
車のコーティングをするのが一般的になってきました。昔はワックスをかけたりしていましたが、今の主流はガラスコーティングですね。でも実際効果はどうなの?そこまで目で見えるわけでもないし、実際のところメリットしかないのか?デメリットは何なのか現場作業をする人間が思うことを伝えていきます。
ガラスコーティングとは
ボディの表面にガラスの被膜を作りボディを傷から守るコーティングです。簡単に作業を説明するとコーティング溶剤を薄く塗り溶剤を硬化させて作業終了です。いたって簡単な作業だと思われますが実際は下処理やムラにならないようにしたり結構大変な作業になります。
ガラスコーティングのメリット
ガラス被膜によりボディが傷、紫外線から守られる
艶が出てきれいに見える
ガラスコーティングのデメリット
価格が高い
新車でないと下処理にお金がかかる
濃紺車はムラができやすい(ショップの腕による)
再施工が大変
こんな人は良く考えたほうがいい
車をあまり洗車しない人
コーティングはモノによりますが1年から5年まで保証が付きます。洗車をしなくても汚れが落ちやすいとうたっているメーカーもありますが基本的に洗車は定期的にしたときの保証になります。車を洗わないと外的なもの(ウォータースポットなど)により逆に見た目が悪くなる場合があります。コーティングの上についたものであれば磨いてはがせば落とせますがそれではコーティングが倍かかってしまいます。それであればコーティングはせずに磨きをしたほうがコストを抑えられます。
おすすめされたから施工してみた
安いものでも数万高いものだと数十万までピンキリですが値段が高いわりに効果がわかりずらいのがコーティングです。まったく効果がないわけではないですが意味も分からずやるのに意味はあるでしょうか?営業マンはかなりおすすめしてきます。実際利益を出しやすい作業なので知らないと本当にカモになってしまうかもしれません。下調べしてから作業をお願いしましょう。
中古車を乗り継いでいる人
コーティングはきれいなボディに施工して意味があると思います。表面にコートをするので汚れたところに施工してもその汚れが落ちなくなるだけです。走行した車の場合下処理が必須になります。稀に「上からできますよ」という営業マンがいますが騙されないでください。下処理は必須です。なので車がそのお金をかける価値があるのかどうかをよく見極めることが大事です。
実際どうなの?
ここまで話してきて、否定的な感じだったかと思います。筆者はやってないいんだろうなと思った方もいると思います。しかし私は施工してます。正直したほうがいいと思っています。もちろん上記した方は考えたほうがいいですが、大事に乗りたい、愛着がある、長く乗りたいと車に愛があるひとはすごくいいと思います。ただ忘れないでほしいのはコーティングはしたら終わりではなくメンテナンスが必要ということは忘れないで下さい。しっかりメンテナンスすればもちもかなり変わりますし艶もかなり出ます。
まとめ
個人的な意見がかなり多いかと思いますがすみません。しかしいろんなお客さんを見てきて思いますがメンテナンスをしてない人がかなり多いです。実際この記事を読んで「え?コーティングはしたけどメンテナンスしたことなんてないよ」という方はほんとにもったいないです。今からでも間に合いますのでメンテナンスの方法など施工したショップに聞いてみてください。作業する側からしたら結構頑張って作業して(時間がかかる)お金もいただいてるのに無駄になってしまうのはもったいないと思いこの記事を書きました。少しでも参考になればうれしいです。