農家だが車が好きなブログ

私は農家の跡取です。農作物の記事やプロ整備士の裏技やおすすめの商品、整備記録を書いています。

整備士がよく見る箇所10選!!中古車をの選び方 エンジンルーム、下回り編

最終章になりました。読んでくれてありがとうございます。

 

 

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外装編

 

 

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内装編

 

 

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エンジンルーム内

エンジンブロック、パイプ類が錆び、腐食していない

雪の降る地域や海沿いの地域によく出る症状です。エンジンブロックなどアルミ製のものは塩分で腐食します。腐って折れたり、錆の部分から漏れたり現状は良くてもだんだん症状が悪化していきます。エンジン等大きい部品がだめになると修理代は高額になります。完全にないものは無理かもしれませんが比較的きれいなものを選ぶようにしましょう。

 

エンジンオイルフィラーキャップを外してみる

中古車を見るときの定番ですがフィラーキャップのう裏側にどのくらいの汚れがついているかチェックするというものです。黒い泥みたいな汚れ(スラッジ)が多いほどオイル管理が悪かった可能性があります。他にも白っぽいマヨネーズみたいなものがついているとオイルが水分を吸っている証拠で短距離走行が多い車によくある症状です。キャップを外したら見える範囲でエンジンの中を見てみましょう。見えない車種もありますがみえるのであればスラッジがついているか等も確認するといいです。本当にひどいものはヘドロみたいにびっしりスラッジが付ています。そういった車体はオイルラインが詰まり焼き付きやエンジンブローの可能性が高いのでやめたほうがいいです。

 

エンジンオイルフィルターは古くないか

オイル交換の有無の基準になりますがオイルは交換していてもオイルフィルターの交換はあまりしていない人も多くいます。見た目わかりずらいかもしれませんが明らかにオイルフィルターが古い場合は要注意です。オイルの交換履歴がわかるなら確認しましょう。

 

エンジンオイル、ミッションオイルの汚れをチェックする

中古車はだいたいが成約が決まってから整備に入ります。なので基本オイル関係,

整備関係すべて作業はしていないでしょう。内外装や見えるところはきれいになっているはずですが中身は現状といったところです。整備が入る前にオイルの汚れ等をチェックしてみるとその車がどんな状態なのかわかります。

 

冷却水はちゃんと入っているか

低年式車で見てほしいのが冷却水です。最近の車はLLC(ロングライフクーラント)といって長持ちする冷却水が入っていますが一昔前の車はそうではありません。冷却水が減っていないか漏れている場合エンジンルームから甘い匂いがしますので参考にしてみてください。冷却水が漏れている、消費している場合オーバーヒートを起こして走行不可になります。

 

運転席ドア内側やエンジンルーム内に貼ってあるオイル交換履歴を見る

量販店やディーラーなどオイル交換した場合いつどこで何キロの時に何をしましたというステッカーを張ってくれます。基本それをみればだいたいは何をやっているなとわかるかと思いますが。あくまでもステッカーは参考です。実際目で確認したオイル等が正しいのでそこは間違えないでください。ただ律儀な会社はブレーキフルードやミッションオイル冷却水やエアコンガス調整まで細かく張ってくれるお店もあります。シールがいっぱいついている車はメンテナンスもちゃんとしていた証拠になりますので参考にしてください。

エンジンに異音はないか

試乗ができるなら試乗をするに越したことありませんが、ナンバーがない車は走行できません。エンジンをかけて異音がないか、吹け上がりは順調か、白煙、黒鉛は出ていないかなどをチェックするといいでしょう。排ガスの匂いなんかも参考になります。

異音がある場合は見積もりをしっかりとって検討しましょう。買う前にしっかり治しておくかほかの車を探しましょう。

 

 

下回り

錆や腐食はしていないか(ブレーキパイプ)

エンジンルームと同じで錆、腐食を確認します。よくみたほうがいいのがブレーキパイプです。車のブレーキは油圧で作動しているため漏れがあった場合制動力は著しく落ちます。ブレーキが利かず事故になるケースも多いのでよくみておいたほうがいいです。パイプに白いできものみたいになっているものは危ないです。

ボディに穴が開きそうなほどの錆も注意です錆の上から錆止めを塗っても進行を遅らせることはできても止めることはできません。あきらかに錆びている場合その車は検討したほうがいいかもしれません。

 

足回りなどにこすり傷や打痕がないか

下回りにこすった後、縁石に乗り上げて打痕したあとがないか確認してください。足回りを打っている場合アライメントが狂っている場合があります。軽傷ならともかく曲がったりしている場合は交換になります。前にガソリンが全然入らないというお客様の車を診断したときに燃料タンクがぶつけて凹んでいてガソリンが入らないという修理をしたこともありますのでその辺もみたほうがいいでしょう。

オイル漏れがないか

非常に大事な部分になります。まず何オイルが漏れているのか。どこから漏れているのかによっては金額もだいぶ変わってきます。車両価格内におさえてもらえればいいですがそうでない場合結構な金額がかかることがあります。オイルが漏れることはしょうがないですがあまり変なとこから漏れていて修理しないで乗るのは危険ですのでお店によく相談してください。あまりいい話ではないですがお客様来店前にオイル漏れを清掃して車を見せて成約してそのまま修理せずに納車する車屋さんもあったりします。納車後1か月くらいでオイル漏れの確認は必須だと思います。漏れているようならすぐに買った車屋さんに行ってください。知らないで1年乗っていて修理代を請求されるのは腑に落ちないですからね。

 

まとめ

下回りやエンジン回りはよくわからないことが多いと思います。いきなり中古車屋さんんで見せてもらっても基準がないとわからないと思います。なので今乗っている車をオイル交換や車検の時に下回りを見せてもらったりしてそれを基準にしましょう。整備士の人に聞けば結構錆びてますねとかいろいろ教えてくれると思います。作業中は邪魔になるので質問は作業が終わってからにしてあげてくださいね。中古車の販売店は当たり前ですがいいこと(メリット)しか言いません。嘘ではないですがそれだけを鵜呑みにするとあとで騙されたなんてことになりかねませんのでよく現社を確認して納得のいく車両を購入してください。